映画のポスターのハイカラな感じと、本編の内容のギャップすごない?と思ったけど、射殺事件の真相うんぬんではなく「奥崎さんの映画」として見方を変えたらまあびっくり。このハイカラなポスターがしっくりくる…それくらいぶっ飛んだ人。
※(後から調べたら奥崎さん本人に惹かれて撮影はじめたとか。じゃあ奥崎映画だ)
マイケルムーア絶賛の映画なんか。
確かに好きそう(
なんか、真相を追い求めるというより、刑事が暴力で自白させる監視カメラの映像見たときと同じ気持ちになった
語られる真相はもう吐き気がするようなおぞましい話ばかりなんだけど、私には異次元の話で、映像の中で話している元兵士の方たちが当事者であるという思考ができなかった。ひいおじいちゃんやご先祖様から聞いた話をしてると言われれば納得する。それくらい考えられない話だった。
遺族の方にとっては進行形の問題で、元兵士たちには鮮明に思い出される記憶で、尚且つそれがあったからこそ生きているわけで。
こうして映画を見ながら真剣に考えていると奥崎さんが暴れ出して奥崎映画に引き戻される、のループだった。
映画の終わりを見れば「あっ」となるけど、映像を完成させた監督に拍手