嗚呼イスカンダル…君は一体どんな奴なんだい?
この映画はほんの一部にすぎない
原一男監督の製作ノートを読んでようやく全貌が明らかになった。
というのもドキュメント映画はあまり観たことがないためストーリーを中々つかめなかったんです。
奥崎謙三は田中角栄を殺すなんてことを自分の店のシャッターや車に書いてしまう辺りヤバい人なんだと思って観ていた、しかしそんな人が悪者?のように演出された人達を問い詰める姿に高揚していた自分がいた。そして暴力にも…
この人は前科三犯ではあるが、ちゃんとした考えを持っているのではないかと思っていたのだが、製作ノートを読むと、あぁこの人はやっぱヤバい人だと再認識してしまった。
原監督が奥崎謙三に辟易している様子やニューギニア編の内容などが書かれた皓星社から出ている『ドキュメント ゆきゆきて、神軍 増補版』はオススメです。
ちなみに冒頭のイスカンダルとは、ニューギニア編に登場する通訳さんです。私のお気に入り笑