ゆきゆきて、神軍の作品情報・感想・評価・動画配信

「ゆきゆきて、神軍」に投稿された感想・評価

SimaFil

SimaFilの感想・評価

3.2
この作品の奥崎は爽快だが、後編の「神様の愛い奴」に出演している奥崎は、ただのクズである。
UCOCO

UCOCOの感想・評価

4.2
"ドキュメンタリー"という言葉から連想するイメージ。今まで自分が見てきたその、"ドキュメンタリー"たちは一体何だったのだろうか。と、思わざるを得ない。
奥崎謙三という人物は異常だったのかもしれない。しかし、それくらいに異常でなければ戦争の真の部分とは直面できないのかもしれない。ドキュメンタリーを見て主人公の生き様や信念・心情以外を悟らされたという経験は初めてのように思う。
映画において外すことのできない、ドキュメンタリーというジャンルに本当に触れてみたいのなら必見だ。
伊藤

伊藤の感想・評価

4.0
戦争の当事者が高齢化していく中で本人たちが語りたくないことを語らせるということは今となってはもうできないのではないか。

奥崎さんのように容赦なく聞ける人は稀有だし、ましてそれが映像として残っているということがこの映画が評価されている要因なのではないかと感じた

遺族のお母さんのエピソード

正直個人的には、奥崎さんに共感できないところもある、というかそのような部分の方が多い
本人の目的というのはぶれずに一貫していて、それを達成するためにはあらゆる手段も行使する
普段はものすごく丁寧な話し方をしているが、そこから鬼の形相に変わる変化の大きさ

ドキュメンタリーではあるけど、バシッバシッと狙って映像が撮ってある印象。かっこいい。
車のシーンとか、病院のシーンとかを見てると一瞬これはドキュメンタリーではないのではという気持ちになった。
映画全体としてかなり作り込んである印象。それは被写体もそうなのだろうか。疑問。
原監督のトーク付き上映があったらぜひいってみたい。

話を聞いていて野火のことを思い出した

結婚式のシーンは面白い、奥崎さんの曲がらなさがよく出ていると思う
周りの人はどんな気持ちなんだろうか

最後の言葉がそれが正しいとは思わないがかなり印象
shunpuuu

shunpuuuの感想・評価

5.0
初っ端から人の結婚式台無しにしているシーンで笑い散らかしてしまった
最強アナーキージジイによる旅を描いた最強ドキュメンタリー
でも背景は笑って良いものではなく、個人の表情や言動から当時の辛さが窺いしれる
アナーキージジイもかなり狂ってるけど、戦争時に日本がいかに狂っていたかも同時に痛感できる
zhenli13

zhenli13の感想・評価

3.8
前半は奥崎謙三の執着性とそこはかとない長閑さ(元軍曹に殴りかかるシーンもなんだかゆったりとしてる)に笑ってしまったんだけど、徐々に処刑事件の核心が浮かび上がり、最初に登場した遺族のお母さんの顛末までに至る「物語」としての構成に圧倒された。

何がすごいって奥崎謙三の整合性の無さや無茶苦茶さを、ドキュメンタリーという反戦の「物語」に仕立て上げた原一男の手腕ではないか。フラハティから、いやリュミエール兄弟から既に確信犯的な演出ありきの虚実ないまぜこそがドキュメンタリーであることをまざまざと見せつける。そして奥崎氏の奥さんがすごい。
DVDについてたリーフレットを見ると映画だけでは見えなかった奥崎の自己尊大性が浮かび上がる不思議。
100

100の感想・評価

3.9
これも見るべき
こう

こうの感想・評価

3.8
ちょっと衝撃すぎた。
これを観て自分は何を感じればいいのだろう。
戦争が孕んだ狂気か、はたまた奥崎謙三という人物に対する憂慮か首肯か。

なんだかよくわからないけど、こんなにエネルギーのあるドキュメンタリーは久々に観た。
 頭脳派じじい、肉体派じじい、霊能ばばあの最強パーティで挑むはちゃめちゃミステリードラマ…のような、まさに事実は小説よりも奇なりといった感じ。これがフィクションでも相当面白い。てか、結構演出意識してそう。
 しかし、主題は笑い飛ばして良いもんじゃないなかなか重くてショッキングなものにガラッと変わる。みかんで例えるのが象徴的だったが、ノスタルジックな空間の普通のお爺さん達との対比が、更なる思索を呼んだ。
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