松原慶太

銀座の若大将の松原慶太のレビュー・感想・評価

銀座の若大将(1962年製作の映画)
3.7
若大将シリーズ2作目。ようやくシリーズ設定が定まってきた感があります。いや、僕すっかりファンになりました。日本がまだ若かった時代の、楽しくて明るいコメディです。

若大将って、けっしてパーフェクトな男前ではないんですよね。スポーツ万能でケンカも強いけど、ふだんは三枚目で、ヒトの頼みを断れないお人好し。

勉強もからきし駄目で、いつもクラスメートの団令子にノートを頼んでいる。そのうえ授業中に早弁をして叱られたりする(一日五食たべる大食漢という設定)。

授業をサボったり街なかでケンカして、親からは「手の付けられない暴れん坊」だと思われているけれど、ご老人や小動物には優しく、弱いものいじめが大嫌い。

ここらへん、昔の学園マンガ「夕焼け番長」とか「ハリスの旋風」に通ずるものがあります。日本人好みのヒーロー像ですよね。

ヒロイン役の星由里子、青大将の田中邦衛、部活のマネージャー江原達怡、先生役の左卜全、フィアンセを紹介するおじさん役の上原謙(加山雄三の実父)。みんないつもとおなじ役どころ。