冒頭の。
ガーゼに似た白い布を
厳かに捌く姿が、
茶道で茶巾を
扱う様に似ていて
素敵だな、と思った。
衣装も洒落てる。
惑星で語るところ
SFだったりするところ
永遠を追うことで
生き返ってきたというところ
安易に思ったけれど、
実は深い意味があるんだろうな。
おきまりのエログロも
何作も観ていると慣れてくる。
むしろピースの証に見えてくる。
赤いずんぐりとした
高さがよく分からない塔を
撮らえるアングルが美しい。
カメラワークもそれ以前に比べて
意図が捉えやすくなってるなぁと、
生意気にも思ったり。
作家別に作品を追うのは
素直に楽しいし、
一晩中ホドロフスキーを観ていた
あの夜は最高だった。
+++
Directed by
アレクサンドロ ホドロフスキー
Night