わだげんた

ホーリー・マウンテンのわだげんたのレビュー・感想・評価

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)
3.5
わからないよね。
だってわかるようには作ってないし!

ああ。これはいろんな人が影響受けてるんだろうな。観たようなシーンがあるのは¨この映画みたいな¨映画とか舞台とかコントとかを観てきたからなんだ。

早稲田松竹にて『エル・トポ』と二本立てで観賞。今作の方を後に観ましたが、こっちの方がまだわかったかな???

キリストみたいな男が金に目が眩んである建物の上に行くと、錬金術を目の当たりにします。その錬金術を使う魔術師のような男が不老不死の力を授かるためには仲間を集め、ホーリーマウンテンに登れと。キリストに似た男はさっそく仲間を集めを始めるが、仲間というのはみんな成金の権力者で。。。

ってお話。

まあ、芯となるお話はそれほど破綻してなくいんだけれど、その合間に合間に挟まるエピソードがいちいち奇天烈。

オープニングからして、二人の女の人が裸に剥かれて、坊主にされるシーンから。

その後もエロ、グロ、ナンセンス。常識を笑い、普通を裏切る。

あのシーンはなんなの?
どんな意味があるの?
って思いながらあれよあれよとラストシーンへ。

ラストは映画の中での出来事どころか、映画そのものをひっくり返す衝撃さ。今だとまあ有りうるかな、って感じだけど、当時は衝撃的だったんだろうな。

1日置いて、例によって町山さんの『難解映画解説を聴く』なるほどなるほど、そういう意味が。

ただあの町山さんでさえも「そんなのわかるか!」「わかるわけないわ!」を連発してたので、まあ俺なんかに全貌を掴めるわけもなく。。。それでもクセになることは確かで。

そういえば、町山さんのお話によれば、この映画の主演は初めはビートルズのジョージ・ハリスンだったけど、あるシーンを演るのが嫌で断ったとか。。。

確かに嫌だよな、あのシーン撮られるの。ヒントはウォシュレット的なあのシーンです(笑)