あや

ホーリー・マウンテンのあやのレビュー・感想・評価

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)
4.8
キリスト風の男がなんやかんやあって巨大な塔に逃げたところ、錬金術師と出会う。そしてさまざまな男女9人と不死を求め"ホーリーマウンテン"に向かう


トチ狂ってる。
暴力、性、金、権力がはこびる狂気の世界で不死を求める冒険。とはいっても前半はキリスト風の男が小太りの男にとらえられ、自分の体を型にしてキリスト像をたくさん作られた部屋に放置されている。
自分そっくりの像が大量にある部屋に放置されたらそりゃ発狂する(笑)
後半は様々なバックグラウンドを持つ男女9人が集まって、"ホーリーマウンテン"で不死の方法を知っている人物たちを襲う計画を立てる。しかし道のりは厳しく、途中でだんだんスポ根のような熱さが出てくる(笑)


セリフは少ないながらもストーリーの意味不明さを上回るくらいインパクトが強い映像。唐突にウギャッ!となるシーンが出てくるので、虫が嫌いな人は要注意…

そして大まじめにやっているんだろうけど笑えるシーンもあるのが楽しい。
「LOVEマシーン」というモー娘。の曲名みたいな、名前の機械が出てくるんですが、男性の性器のような棒を機械に触れずにイカせる?というやつをまじめに試しているのが笑える。あとは"睾丸コレクション"と称してずらっと並べて恍惚としているナルシストな人もおもしろい…
あや

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