ロビン

マジックのロビンのレビュー・感想・評価

マジック(1978年製作の映画)
3.8
アンソニー・ホプキンスと腹話術人形のサイコサスペンス。
どう考えてもこの組み合わせだけで観る前からゾクゾクしちゃう。
なかなか面白いサイコ・サスペンス作品だった。
それと時折挿入されるハーモニカのBGMが不気味さを醸し出している。

売れないマジシャンコーキーがが腹話術でマジックを始めたら人気が出るが徐々に腹話術人形のファッツに心を乗っ取られていく。。。

湖畔の小さな宿を舞台にした狭い話だけどホプキンス演じるコーキーがだんだんイカれていき、コーキーと腹話術人形のファッツが入れ替わってるように見える演技は観応えがある。
ただ殺人やその後の死体の処理の描写等は雑だけれど、そんなことはどうでも良くてただひたすらアンソニー・ホプキンスの怪演を堪能する作品。


【ネタバレ】
  ↓









最終的にファッツにペグを刺してこいと言われても出来なくて自分を刺したローキー。
その後ラストではしゃいでローキーの小屋を訪れるペグ。
その時のペグの意味深なファッツの口真似にゾッとさせられる。

ちなみに人を刺さすファッツがチャッキーを彷彿とさせる。
ロビン

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