あざらし

サイレントヒルのあざらしのレビュー・感想・評価

サイレントヒル(2006年製作の映画)
3.3
「お家…お家に帰りたいの!」

大声で娘を探すお母さん。
娘シャロンは崖の上に朦朧として立っていました。
夢遊病のように眠ったまま歩き出してしまうシャロン。いつも”サイレントヒル”という言葉を呟くのでした。

謎ばかりの場所サイレント・ヒルには、とある時間にサイレンが響きます。
灰が降りしきるこの街で体験するものとは…

モンスターは本当にグロテスクで『おぞましい』という風貌です。
しかし、ゲームのストーリーを土台としているからか、主人公との絡みが少ない(主人公は逃げているだけなので)もっとモンスターとの絡みがあった方が良かったかもしれません。

モンスターやクリーチャーの姿は凄まじく感じるのでホラーを見慣れている方もショッキングだと思います。注意。

ナースのモンスターは本当にグロくショックなんですが、そこがすごく良かったです。

ラストの有刺鉄線のシーンは迫力ありましたが、本当にグロテスクです。

ホラー映画は好きな方向性があるとは思いますが、グロテスクでショックなクリーチャーの風貌がすごいという作品としては完成していると思います。

「子どもにとって母親は神と同じ。」
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