つぁんは毒育ち

サイレントヒルのつぁんは毒育ちのレビュー・感想・評価

サイレントヒル(2006年製作の映画)
4.5
何回も見てます。
終始内容がキツく、見終わった後に気分が落ち込む類のストーリーなせいで評価が低くなっているようですが、3.5を切るような作品ではないと個人的に思います。
自分にとって理想の展開・結末かどうかというのも作品の印象に大きな影響を与えますが、そうではない部分でも良いものは良いと評価するようにはしています。イラつく作品ならイラつきを、絶望なら絶望を楽しむ、みたいな。
鑑賞後にどんよりとした気持ちになるのならホラーとして成功ではないですか?自分がそれだけ入り込んでいた証になります。

表現された世界観は相当なものだと思います。今見ても全然古さを感じません。
雰囲気だけで楽しめるので、2回目以降に見たときも満足度の落ち幅が少ない作品だと思います。

サイレントヒルは映画ライフの初期に見て、洋画というのはこのレベルのホラー作品がゴロゴロしているのか、凄い!と思いましたが、現在ではこの作品の域に達しているホラーは極僅かという認識です。

続編2『リノベーション』はだいぶ落差を感じるので「一応見ておくか」くらいのチェックでオッケーです。
Filmarksでは1が3.2、2が2.9…0.3という僅かな差しかないわけですが、順に見れば「1はあまりの憂鬱さで過小評価されている」ということがわかるはずです。
1と2でAmazonは0.5の差、ヤフーだと0.8の差がついています。
つぁんは毒育ち

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