チャールズブロンソンがヨーロッパで活躍してた頃の作品。『雨の訪問者』と同じく、フランス語を話すブロンソン作品。
貸し舟のオーナーで妻子と幸せに暮らしていた男(チャールズブロンソン)にかつての刑務所仲間達が訪ねてくる。
妻子を人質に取られ、やばい仕事の片棒を担がされようとしている男。はたしてこの危機的状況を脱することができるのか?
悪役にジェームズメイソン、妻役にベルイマン作品でおなじみのリヴウルマン、『007』シリーズで鍛えたテレンスヤング監督と豪華だが、いまいち乗り切れなかった。
ブロンソン作品には必ずと言っていい程、出演してるリアル妻のジルアイアランドも、本作にももちろん出演している。
コネでの配役獲得なのか、ブロンソンがジルも出演させることを条件にオファーを受けたのか分からないけど、当時は女優達の間で妬み嫉みとかあったんじゃないかな?とか想像してしまう。だって、お世辞にも演技派とは言いがたいしな😅
ブロンソンのカッコ良さがあまり引き出されてなかった点も残念。