ベルイマン映画祭にて。私はいま世界最高の映画を観ているのでは…！！と感動余り泣いてしまった。こんな映画があれば良いのになあと願ってた理想の映画だった。舞台演出をするたび考えていた理想の演出は、ブロッキングつまり段取りで以って物語を提示していく方法で、例えば俳優に何の感情もなくても、俳優が後ろを向いて空を見上げれば、これはどういう意味だ？泣いているのか…と観客は自分なりの解釈で受け取る、というようなもので笑、そんな演出がこの映画には全編に張り巡らされていると僕には感じられて、やっと運命の映画に巡り合えたと感動したのでした。
たぶん僕は一生ベルイマンからは逃れなれない。ベルイマンが好きな人とは友達になれそう。ベルイマンは、世の中の映画の固定観念に囚われた全ての観客に観てほしいです。おかげでベルイマン全作観賞することが私のライフワークになってしまったし、これから映画を観る時ベルイマンと比べてしまいそうなのが不安になるくらい素晴らしかった。そんな初々しい感想を恥ずかしげもなく書いてしまう程！感動しました！観てない人は是非！！
