のっち

沈黙ののっちのレビュー・感想・評価

沈黙(1962年製作の映画)
-
沈黙

子供が車窓から戦車の列を眺める。
ティモークの街にあるホテルは裸婦画や小人が印象的。
死を目前とする姉と性を求める妹。
その子どもは母の情事と叔母の死を前に何を思うのか。

「よかった。言葉が通じなくて。姉なんて死ねばいいのに。」「哀れな子」
姉妹の思いは平行線。

なにか大きなことが起こるわけではないのに、佇む焦燥感と虚しさは何か。
精神とは何か。
のっち

のっち