タイトルから想像するような遠藤周作的なテーマではなく
まるでS・キューブリックのシャイニングのようなホテルを主な舞台に
姉妹の断絶とその周縁をふわふわとさまよう少年の数日間が描かれる。
病/死/…
このレビューはネタバレを含みます
神の不在。
この重すぎるテーマ故に今まで敬遠し続けてきたベルイマン作品。
UNEXTの視聴可能期間が差し迫っている事を知り、遂に鑑賞!
変わらずのぶっ飛んだショットにカメラワーク。狂気じみた精神性…
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神の沈黙三部作③
独身の姉と旅行中の妹とその息子。姉の体調がすぐれず下車した言葉の通じない東欧らしき街。閉ざされたホテルという空間で過ごすうちに妹の姉への憎悪がどんどん肥大化してゆき...。
妹…
冒頭から画面の緊張感がバリバリで良い
どことなくリンチっぽいな
子供は良かったけど、姉妹の話は全然わからなかった
不穏さがもっとあった方が個人的には好き
ちょいちょい出てくる戦車すごく良かった
こ…
このレビューはネタバレを含みます
「沈黙」で検索したら、
セガールばっか出てきてなかなか見つけられない現象。
ベルイマンの過去作にないレベルで映像表現がデヴィット・リンチすぎて、
リンチ絶対にベルイマンの影響受けてる説。
そう…
このレビューはネタバレを含みます
この映画は「神の存在」より、「性と生」や「虚栄心をもつ妹の姉に対する復讐劇」、「狭間にいる無垢な子供の悲劇」と考えた方が面白く見えるだろう。
姉の病は姉の女性的な活動を不可能にし、それは孤…
『鏡の中にある如く』よりも面白かった。大きな鏡とか、扉の奥の部屋とか、フレームで区切られた"向こうの世界"と向き合わざるを得ない怖さがある。ただ、既に見つめ合っている気になっていたのに、わざとらしく…
>>続きを読む見て見ぬふりをした方が良いようなこと、言えないこと、口頭では伝えないが他の手段では伝える"沈黙”、言語が異なるがために通じない状況、静かな抵抗、バッハ、一言に沈黙だと表わせる状況においてさまざまな沈…
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