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エリザベス:ゴールデン・エイジのMamiNのレビュー・感想・評価

3.8
ありがとう、NETFLIX

そしてケイトブランシェット、もうすごい(語彙が見つからない)

前作で国教会を成立させ、
国家と結婚することを決めたエリザベス1世。
しかし、根強く残るカトリック教徒による反発は、エリザベスの頭を悩ませていた。
これに漬け込むは、当時海運技術を向上させ、強大な海軍を誇っていたスペインと、
幽閉されている従姉妹のメアリスチュアート。


歴史的な流れがわかるのもそうですが、
エリザベス1世という人間が、
どういう人生を歩み、
その地位にいたからこそ失ってしまったり、得たりしたものが見えてよかったなーと。


そして、なんといってもケイトブランシェット。
脇を固めるジェフェリーラッシュ、クライブオーウェンもそれぞれストーリーがあっていいんだけども、メアリスチュアート同様ちょっと薄い。
前作のあどけないながら信念を持って女王になったエリザベス1世は何処へやら。
立場の問題もあって弱い部分への向き合い方に戸惑って。
本当にこんな人だったかはわからないけれども、
確立してる感がある。


象徴的にしたかったり、印象付けたかったりしたいのはわかるんだけど、
シークエンス上、そこ分断する?みたいなカットがちょっと気になったなー。
神々しかったけども。
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