青二歳

煙突屋ペローの青二歳のネタバレレビュー・内容・結末

煙突屋ペロー(1930年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

アマチュア団体童映社が制作し、日本共産党系列のプロキノが上映した1930年切り絵アニメーション。先に言うと30年アニメとしての評価はまずまずかと(20〜30年代は国内でどえらいレベルの切り絵アニメが世に出ています)。
さてこれ…調べるとどうも…鑑賞には十分注意が必要なんですね…まずフィルムは前半しか残存しておらず、後半はありません。その後半は、当事者関係者らが昔の資料を探して復元しました。さらに、もちろん無声映画なので、現在観れるものは新たに音楽をかぶせ、加えて常田冨士男の(日本むかし話風)ナレーションを新たに挿入したバージョンになります。
それはいいんです。今ソフト化され流通する20〜30年代の日本アニメーションは現代において弁士つき音楽つきを加えて映像処理されています。しかし…この再現がかなり怪しい…と思いました。

で、当時、後半の戦争否定のくだりではレコードで"インターナショナル"流していたというんだからズコーとコケますよ_(┐「ε:)_ズコー
他にも色々な要素がありますが、自分はこれを児童アニメとしては観れませんでした。政治的主張が強すぎると…子供時分なら素直に反戦映画と思えたかもだけどコミンテルンの影が濃すぎです。