たけちゃん

ニューヨーク1997のたけちゃんのレビュー・感想・評価

ニューヨーク1997(1981年製作の映画)
4.1
スネークと呼べ!


ジョン・カーペンター監督 1981年製作
主演カート・ラッセル


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、9月8日は「ニューヨークの日」
ニューヨークは元々ニューアムステルダムという名前だったんですよね。そもそも、オランダ人に開かれたマンハッタン島はオランダ領でしたから、その名前でした。

でも、1664年にイギリス人により支配され、9月8日に名称もヨーク公にならってニューヨークとなりました。
現在は人口800万人を越え、アメリカ最大の都市となっています( •̀ω•́ )و✧

そんな「ニューヨークの日」に観たい映画は?
やっぱり今作か「ニューヨーク ニューヨーク」だよね(ˆωˆ )フフフ…

親愛なるフォロワーまっどまっくすこーじさんが、同じ映画のことをtweetしてて、笑っちゃった。仲良しさんは考えることも似てるよね(^-^)







さて、映画です。
はい、めちゃめちゃ好きです!
僕のようなぼんくらアクション映画ファンにとっては、ディストピアSFのバイブル的作品ですよ。


製作年は1981年で、設定が1997年。
その当時での近未来。
すごい設定なんだよね。
マンハッタン島全てを収容所に。
そこでは囚人による自治が行われている。

でも、これ、上手いやり方だよね~。
囲ったおかげで、世界を絞れる。
少ない予算を生かす撮り方。
あの当時の作品は世紀末感が強かったなぁ。
希望的楽観的未来と厭世的未来、どちらもあったね。

そこにテロにあった大統領がポッドで脱出し、落下。
大統領の救助と罪の恩赦を引き換えにして、単身送り込まれたのがスネークだった……

う~ん、大好き(ˆωˆ )フフフ…



監督はジョン・カーペンター。
「ハロウィン」「ザ・フォグ」と撮って、今作。
この翌年に「遊星からの物体X」を発表。
勢いがありました!

印象的なテーマ曲。
実は音楽もジョン・カーペンターなんだよね。
お金が無いので、何でも自分でやっちゃうところがとても好き。

特殊効果撮影監督としてジェームズ・キャメロンの名前がある!どうりで雰囲気が「ターミネーター」の未来シークエンスとそっくり。この経験が「ターミネーター」でも生かされたね( ˘ ˘ )ウンウン



主演はカート・ラッセル。
彼の当たり役のひとつだなぁ。
初登場シーンのヤバそうなこと!
あのアイパッチが強烈なインパクト( ˘ ˘ )ウンウン
名前はスネーク・プリスキン🐍
元、特殊部隊員だが、現在は犯罪者という経歴
なぜ、犯罪者になったかは語られない。
それにしても、この役作りって、この後のたくさんの作品に影響与えてるよね~。

グライダーで今は無き世界貿易センタービルへ。
でも、ハイジャックしてビルに突っ込む飛行機のシーンは、9.11って今作がモチーフなのか?と思っちゃう。


警察本部長役はリー・バン・クリーフ
リー・バン・クリーフが出ると、おっ、西部劇か?って思いますよね。
ある意味、今作も西部劇だからね。


タクシードライバーのキャビー役がアーネスト・ボーグナイン。味があるよねぇ。
今度「マーティ」観よっと!


ブレイン役はハリー・ディーン・スタントン
う~ん、したたかな役。
やっぱり名脇役ですよね~。


マギー役のエイドリアン・バーボーは、この当時、ジョン・カーペンターの奥さんでした。でも、この後、離婚しちゃった……


なんと、アイザック・ヘイズが出てる!
全く覚えてなかった。
というか、犯罪者のリーダー、デュークだった。
ふふっ、Sir Duke!

デュークが車で出てくる場面の音楽は、明らかに「Gimme Some Lovin'」だよね~(ˆωˆ )フフフ…

まぁ、アイザック・ヘイズ自体はお世辞にも良かったとは言えんなぁ( ¯−¯ )フッ



こんなニューヨークにならなくて良かった( ˘ ˘ )ウンウン
よし、次はロサンゼルスから脱出だ!