レッドアップル

大列車作戦のレッドアップルのネタバレレビュー・内容・結末

大列車作戦(1964年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

そこまで芸術を愛しておらず、列車の移動という映画的快楽を遅延させようとする側の人間が主人公になるヤバさ。芸術を愛するナチとの歪な対立構造。こいつらの妨害工作で絶対美術品傷ついてるし、しまいにはそれらの近くでマシンガンをぶっ放つ始末。仲間をみんな殺されてなお、ひとりで線路を爆破する姿は完全に基地の外。
その狂気がイーサンハントにもインストールされているのはたしかだが、ダッチショットの使い方は本作に敵ってない。『エデンの東』や『逢びき』に連なる水平ショットからダッチショットへのスムーズな移行の驚きこそ、クリストファーマッカリーは参考にするべきだった。
ただ、線路の切替や駅名の偽装がキーになるなら、路線図の明示と各駅の鉄道員との連携の詳細な描写が必要だったのではないかとも思う。

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