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霊魂の不滅の324のレビュー・感想・評価

霊魂の不滅(1920年製作の映画)
4.0
霊魂の不滅性が、タイトルが映画芸術そのものを指しているようで格好良すぎる。最古のイベントデイものか。謎の風習から回収業者として労使される死神が率直に可哀想で笑う。労働の牢獄としての死神、霊魂の牢獄としての肉体、生の牢獄としての労働。レターボックスつけたみたいなシネスコ的アスペクト比の部屋マスターショットの空間拡張性や、原初的トリックショットとして完璧なオーバーラップが、あまりにも映画として正しく、良い。
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