Tyga

ナイロビの蜂のTygaのレビュー・感想・評価

ナイロビの蜂(2005年製作の映画)
4.3
はじめに愛ありき。人間が人間を愛するということからはじまる映画だからこそ、人間の生命がお金のために脅かされていることへの怒りがよりドラマチックになる。

主人公であるジャスティンとその妻のテッサに寄り添い、サスペンス的に事件を煽るのではなく、どこか妻を足跡を辿る夫の巡礼を見ているような映画。

それでいて社会的なメッセージもしっかり伝わる。そして、守る線引きをどこにするか。国や一定の共同体から離れた場所に身を置くこと。

にしても、発展途上国において農薬や薬品会社が悪者なことめちゃくちゃ多いな。
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