ハレルヤ

ナイロビの蜂のハレルヤのレビュー・感想・評価

ナイロビの蜂(2005年製作の映画)
3.9
先日DVDを100円(!)で購入できたので、数年ぶりに鑑賞。

アフリカで妻を亡くした外交官の夫。
妻が死んだ理由を突き止めていくうちに、ある製薬会社の陰謀が浮かび上がるサスペンス。

出だしから妻の死で物語は始まり、その後はしばらく現在と過去を織り交ぜながら展開していきます。
やがて終盤に近づくにつれて、捜査を続ける夫の身にも危険が迫る緊迫感の出し方が巧い。

手持ちカメラを使ったり、登場人物を遠景から映したりと、場面ごとでのカメラワークの良さも素晴らしかった。
特に時々入るアフリカの雄大な自然を映した絶景も見所の1つです。

妻を亡くした事で憔悴しながらも懸命に彼女の死の理由、その先にある事実を暴こうとする主人公を演じたレイフ・ファインズ。

正義感に満ちていて、芯の強い妻を演じたレイチェル・ワイズ。それぞれの演技にも見応えを感じました。

最初は妻のすることにあまり賛同できなかった夫が、物語が進む度に妻と考えや行動が同化していく様子が、ラストシーンに説得力を持たせています。

サスペンスでありながらも、ラブストーリーでもあり、ドラマでもある。
久しぶりに鑑賞しましたが、また見れば見るほど新たな発見がありそうな大人向けの作品だと思います。