つい

ナイロビの蜂のついのレビュー・感想・評価

ナイロビの蜂(2005年製作の映画)
4.3
いやー、かなり良作でした。妻の死を追うケニア駐在外交官の話。恋愛、社会派ドラマ、サスペンス 三つの要素がある映画。
アマゾンプライム見放題が2020年8月25日に終了なので鑑賞。

とにかく、ストーリーの展開が素晴らしい。
妻を愛しつつも、妻の行動にも疑問を持つ。
夫の苦悩や葛藤がすごく伝わってくる。

そして出てくる人みんな怪しくみえてくる。
関係ない人でも怪しく見せる巧みさもあり、かなりヒヤヒヤしながらみてた。いやもう、どういう結末になるのか全然わからなかった。

鑑賞後にwikiみたら、この物語はフィクションだけど、モデルになった人がいるとか。そして原作者がケニアで取材して執筆したそうで、ものすごく重厚なストーリー。

アフリカの実情も生々しく描いていて、非常にインパクトのある映画でした。ノンフィクションのようなフィクション作品って見応えあります。
つい

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