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殺人の追憶のLNのネタバレレビュー・内容・結末

殺人の追憶(2003年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

しんっっど!見終わった後のこの余韻の残り方、重たいけど嫌いじゃない、さすがポン・ジュノ。
韓国で1986〜1991年に実際にあった事件を元にした映画で終始心臓がゾワゾワする。犯人のやってることがどんどん残酷になっていくし、それに疲弊していく刑事たちを見てるだけでしんどい。見終わっても数時間は引きずる。虫とか血もあったけど意外に桃の気持ち悪さが一番記憶に残る。
実際の犯人は時効を過ぎてから別事件の服役中に捕まったけど、この映画が公開された当時は犯人が不明なままで、最後にパク元刑事がこちらを見て終わるのは、いつかこの映画を観る犯人に「お前だよ」って訴えるためらしくてポン・ジュノ凄い。しかも実際に真犯人はこの映画を服役中に観てるから本当にアツい。
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