ポン・ジュノ監督の名を世に知らしめた一作!!
力づくで自白させようとする
暴力的な刑事パク・トゥマンと
慎重派で頭のキレる刑事ソ・テユン
真逆の性格をしている凸凹コンビが
小さな田舎の村で起きた
連続婦女暴行殺人事件を追いかけるお話!
この映画は、実際にあった事件
「華城連続殺人事件」の映画化でその事件自体がずっと「未解決」だったらしいです!
でも、去年33年ぶりに真犯人が逮捕されたそうです、、、
この映画の凄いところは、「未解決」と始めから分かっているのに勝手に真犯人像を浮かべて一緒に推理してしまっている自分がいるということです、、、
結果がわかっている話をここまで緻密な脚本とリアルな演出、緊張感あふれる映像で
観客を映画の中に引きずり込んでしまう監督は素晴らしすぎます👏
それでも悔しすぎますよ、あと一歩なのに届かないこの後味の悪さは、、、
少しネタバレ🤏
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この映画の最大の見所は、刑事パク・トゥマンがカメラ目線でじっと見つめるラストシーンです!!!
このシーンは、鳥肌が立ちましたね笑
と言いますと
「華城連続殺人事件」で逮捕されなかった犯人が当時を懐かしんで『殺人の追憶』を鑑賞するために映画館に足を運ぶかもしれないじゃないですか!
ということは、パクの目線の先には、観客席に座っている犯人がいる可能性があるということです!!!!
犯人がかならず映画を見ると踏んで2人が目を合わせるようにするためだとポンジュノ監督は、説明していたらしいです!
恐ろしすぎます天才すぎます🙇♂️
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2020年
20本目