「パラサイト」のポン・ジュノ監督作品。
いやいや面白すぎる…鬱々としてバイオレンスで韓国映画の好きな要素たっぷり。そもそも韓国映画鑑賞数が少ないから積極的に観ていきたい。
韓国の田舎町で実際に起こった華城連続殺人事件がモチーフの作品。
大まかな部分は同じものの細部は映画作品として変更しているらしい(DNA鑑定はアメリカじゃなくて日本だったとか)
終わり方のモヤモヤ感、最高に好みのものです。
ド派手なアクション！事件解決！ハッピーエンド！という爽快な作品よりもこういう方向性のものが本当に好きだと改めて実感。
犯人に関しては複数パターン考えられるけれども、これ自体は作品上で重要ではないのだなと最後のカット見て感じた。桃とかスプーンとかの下り、事象だけを描写して理解不能なところが良い…名古屋妊婦切り裂き事件思い出す。
実際の犯人が映画の製作から16年後の2019年に判明したのも興味深い。この辺りは映画観た後に調べると面白いと思う…
