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ブロンドの殺人者のlemmonのレビュー・感想・評価

ブロンドの殺人者(1943年製作の映画)
3.7
畳み掛けるシーンに夢中になり、あっという間に終わった。

ディックパウエルのマーロウは初めはミスキャストに思えたが、フットワークの軽さとその辺にいそうな顔立ちが新たなフィリップマーロウ像として楽しくなっていった。本作の作風にもぴったり。よくよく考えるとボギーとかミッチャムは探偵としては目立ちすぎか😅。いかにもだし😆

中盤の印象派的な映像は個人的に楽しかった。ここでもパウエルのもつ軽さが良さに繋がり、深刻になりすぎず、コミカルさとして受け入れられた。ボギー、ミッチャムだと巧くいかなかったように思う。

もう一回観るかなあ。
より楽しめそうだ!
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