紅茶

地下鉄のザジの紅茶のレビュー・感想・評価

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)
3.8
不条理でシュールなストーリーがこれほどコメディ仕立てになるとかなり面白くなるし、早送りが積極的に使われているのもスラップスティック的。『恋人たち』や『死刑台のエレベーター』などのルイ・マル作品にはある程度ストーリーはあったが、本作は完全にザジが"地下鉄に乗りたい"という一つの動機から派生される繋がりのないような展開が誰にも寄せ付けない感じがあって良い。
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