ルシール監督初観賞。
画角と雰囲気が常に心地良い不気味さ
黄色の配色とのマッチがすごい、黄色ってこんな不気味な雰囲気出せるんだって感じ
露骨な描写はなく、ジワッとした不快感が残るあたりギャスパー夫妻…
DVDを購入したので鑑賞
「エコール」や「エヴォリューション」の監督であり、ギャスパー・ノエの配偶者であるルシール・アザリロヴィック監督の中編映画
ギャスパーの"赤"とは違い"黄色"が印象的な作品…
このレビューはネタバレを含みます
男に振られ薬で自殺をはかった母が入院し、おばに預けられるミミ。
肉親なのに冷たくミミは物置にベッドを置かれ、家の中での遊びもままならず、おばの都合でその度に外へ出される。
おばの留守中、おばの変態…
カノン、カルネ、ミミ
ギャスパーノエの代表作はこの3つだと思う。
フランス人特有の野暮ったさや鈍臭さ、心の闇を3作とも忠実に表現している。
主人公が少女なだけあって「ミミ」には幾分か可愛げがあるよ…
「ミミ MIMI」
冒頭、現在のパリ。12歳の少女、母との2人暮らし、愛人が私を触る。薬の大量摂取で病院へ、喧嘩、アラブ人の青年、とある団地、物置の中のベッド、絶望、イライラ。今、ダークファンタジ…
最初から最後までジトーっと、そして淡々とした鬱屈なストーリー。
ギャスパー・ノエ監督の妻、ルシール・アザリロヴィックの監督作品。ノエは撮影を担当。
12才の少女ミミは、母が薬物摂取で入院したこと…