にっきい

地球へ・・・のにっきいのレビュー・感想・評価

地球へ・・・(1980年製作の映画)
2.3
前年に爆発的人気だった『銀河鉄道999』の劇場版が公開され、男の子向けのアニメ映画はSF一色だった頃、かつて3大少女漫画家と言われた萩尾望都、山岸涼子、竹宮恵子のうちの1人、竹宮恵子原作のSFが公開されると言う事で随分期待していたのだが、理由は覚えていないが何故か劇場で観なかった作品。
後年になってTVアニメ化もされ、そちらは飛び飛びながら見たのだが、劇場版は初見。
ウィキペディアによると原作との相違点が多数あるらしいが、映画化を承諾した時点で別作品と竹宮恵子は割り切っているそうで、初めての映像化作品で有名になってありがたいと思っているそう。
人類と新人類であるミュウ(ミュータントと言うよりは超能力者)の戦いをメインに、完璧な管理体制なのに何故ミュウが生まれ続けるのか?と言う謎に迫っていく。
平和共存を願うミュウと、ミュウ殲滅を使命といた人類は、お互い相入れることはできないのか?
非常に重いテーマで見ていて疲れる。
しかもハッピーエンドたが、手放しで喜べるものではないのでその辺もスッキリしないところ。
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