滝和也

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンドの滝和也のレビュー・感想・評価

3.7
ザンザカザン
ザンザカザン
ザンザカザカザン

って聞こえる
ハンス・ジマー
の音楽の勝利って
このシリーズ
あると思う…。

「パイレーツ・オブ・カリビアン/
 ワールド・エンド」

前作からの続き、3部作完結編。ウィルとエリザベスの物語の一旦の完結編でもありますね…その形はあまりにも悲しく、美しいものでもありました(T_T)

エリザベスの奸計でクラーケンの餌食となったジャック・スパロウ。更にベケットがジョーンズの心臓を手に入れ、フライングダッジマン号を従えた英国艦隊は、次々と海賊を打倒していた。ウィル等はジャックを復活させるため、シンガポールの海賊サオ・フェンから海図を得て、世界の果てを目指す。ジャックがいる生と死の間にあるデイビィ・ジョーンズの墓場に行くために…。

ウィル、エリザベス、ジャック、バルボッサ、ティアダルマの考え、狙いが交錯し、結果、ベケット&デイビィに戦いを挑むという展開だが…まぁ中盤、前作でもあった騙し合いと言うか、利用し合いが交錯し続けるのがまぁ…中弛みになってまたもや長い…。

結局カリプソってラスト意味があるのか、無いのか。カリプソ&デイビィがエリザベス&ウィルの対比になってるのは分かるんですが…。アクション場面の舞台を作って退散とは…(笑)

一旦の完結編だけあってラストのアクションは流石ですよね。ブラックパール対フライングダッジマンの決着戦。海賊の戦いらしい、砲撃から白兵戦、マストやロープを使っての大剣戟は楽しめますね(^^)

ラストは初めて見たときは予想もしない展開でしたから、驚きはありましたし、これで良いの?とは思いましたが、この美しいラストはある意味ディズニーらしい寓話かなと今回思いました。

今作も更にキャラが増えてますがチョウ・ユンファにはもう少し出て欲しかったかな…この役、渡辺謙でも…(笑) ジャック・スパロウの父上が余りにハマり役のキース・リチャーズは◎ですけどね(^^) ジョニーデップが三顧の礼で迎えた訳だ(^^)

ジャックのジョニー・デップは今作はやや目立たないのかな、相変わらず壊れてますが、周りのキャラや主張が強くなり過ぎてやや埋もれた感あり、あのドッペルゲンガーは果たして意味がありや無しや…(笑)

一旦の終わりですが…ジョニーデップの嘆願から作られた4作目に行きましょう。多分こっからが初見のはず。評価が低いが美女がいますから(笑) まぁ見て行きます(^^)
滝和也

滝和也