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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンドのmoviemanのレビュー・感想・評価

4.2
 パイレーツ・オブ・カリビアン第3弾、ワールド・エンド!

 「戦うべきだ!逃げるために···」
  by ジャック・スパロウ

 パイレーツ・オブ・カリビアンの好きなところは、ストーリーもそうですが、1番はキャラクターが良いです。主人公のジャックは勿論。ウィルにエリザベス、デイビー・ジョーンズ、バルボッサ、ギブスに、片目が一つない男と、ハゲの二人組み。それに似たような、関係のイギリス海軍の二人組みも。いつも訳分からない事で、言い合っていますね。キャラクター設定が、みんな癖があり見ていて飽きません。

 今回は最終決戦。デイビー・ジョーンズ率いるフライング・ダッチマン号と、ブラックパールが真っ向勝負します。
 渦の中での最終決戦は、迫力満点。大砲は飛び交うは、互いが船に乗り込み合い、船の至る所で戦いが繰り広げられます。中でも、バルボッサの活躍は凄かったですね。舵取りをしながら、剣で戦っていましたから。その後ろで、コットンくんも頑張っていました。パイレーツの人はみんな好きです。本当に、ジャックを筆頭に面白いキャラクターが多いです。

 もう1つの好きなシーンはあそこです、評会議のところ。ジャックの父さんまで登場します。しかもここでも、ジャックはやらかしてくれましたね笑。各船の船長が、自分に投票していく中で、とうとう最後にジャックが投票する番。あの言い方がね~、エリザベス・スワン。皆が何で俺じゃねーんだと、怒る中、掟を持ち出すジャック。海賊の事情はよく知りませんが、掟は大事なんですね。法律みたいなものなのかな。

 何回も観ているせいか、どのシーンは記憶に残っていますが、もう1つ挙げるなら、決戦前のエリザベスの演説です。あの皆を奮い立たせる話しをした後に、「旗を掲げろ」
「旗を掲げろー」
「旗を掲げろーー!!」
って皆が続いて言うシーンは最高。あの場面は、心が燃えました。あれで一気に数的不利だった海賊たちが、希望を取り戻します。

 続編も4、5とありますが、個人的にはこれで、1つの物語りが終わったという感じです。ジャックと海賊たちへ、楽しませて頂きありがとうございました。
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