てりやき

豪姫のてりやきのネタバレレビュー・内容・結末

豪姫(1992年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

勅使河原宏×赤瀬川原平の時代劇。
作中、織部の語る台詞が印象深い。
「モノを作る楽しみは、新しき世を見出すことにある。新しいものはその価値が推し量れないため、正当なる評価を下しようがないままに、傍から見れば身勝手ととられることもあるだろう。」
これがそのまま、前衛作家としての勅使河原監督自身の言葉のように思われて、ニヤついてしまった。

キャストに関しては、仲代達矢が素晴らしいの一言に尽きる...
彼の演技を観るのは黒澤明「乱」以来だったけれど、その偉大さを改めて痛感した。
あの優しい目に何度目頭が熱くなっただろう...ずるいなあもう。
そんな仲代達矢と並ばされる宮沢りえ(当時19歳くらい?)は少し不憫かもしれない。
いや、それでも気怠げに脇息にもたれかかる姿は美しかったし、わたしも雪原でエロい宮沢りえに手当てされたいと思いました。