アル・パチーノの初主演作。そして、本作により「ゴッドファーザー」のマイケル役に抜擢された原点。
ジェリー・シャッツバーグ監督は次作 「スケアクロウ」でジーン・ハックマン、アル・パチーノ出演でパルムドールを受賞。
キティ・ウィンはカンヌ女優賞により、その後「エクソシスト」「エクソシスト2」に出演。
共に出世作となった。
NYのニードルパル・パークと呼ばれる場所では、ヘロインジャンキーたちがたむろしている。
アル・パチーノとキティ・ウィンは麻薬に溺れる男女の役で、ジャンキーのラブストーリーでもある。
しかし、中毒が悪化するにつれて、彼らの人生は下り坂になり、転げ落ちていく。
映画のジャケットは中央で白と黒に割れいて、「スカーフェイス」のようではあるが、この映画をみてもアガったり、バイブルとして崇められることはほとんどないと思われる。
音楽が一切なく、薬物中毒者の日常をとことんリアルに描き、麻薬の楽しさ・憧れ・興味本位などを抱くように撮られてはいない。
麻薬のダークサイドを徹底的にみせているアンチテーゼ的作品。
それゆえに、演出力や演技力の高さがより浮き彫りになっていて、自力の高さが証明されている。
祝!「HEAT2」出版記念!映画続編の公開は期待大
映画【ヒート】続編が発表された今こそみるべき(キャスト・出演者紹介)
【アル・パチーノ】映画ランキング↓
https://narcos.hatenablog.com/entry/heat-character