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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望のtakのレビュー・感想・評価

5.0
Filmarksのレビュー1000本目。素敵なレビューや参加者の皆さまとの楽しい出会いに感謝してます。ほぼ1日1レビューをアップしてきました。今後もそれなりのペースでやってまいります。新作は少なめかもしれないけど、今後ともよろしくお願いしまーす😊

映画好きになるきっかけはいろいろあるのですが、中でもこれだけは外せないのが「スターウォーズEP4」今回は思い入れだけの文章です。申し訳ない😝

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映画好きを公言して、映画雑誌を毎月読むようになったのは中学3年だった。隅々まで雑誌を読んでいろんな知識がつくことで、よりディープに映画を楽しみたいと思うようになっていくのだが、そう思うきっかけをくれたのは間違いなく「スターウォーズ」だった。

EP4を初めて観たのは初公開の1978年。その頃はまだ小学生だったから、ドロイドが楽しい、X-wingがカッコいい、まだ「理力」と訳されていたフォースってなんかすごい、そしてライトセーバーに憧れた。ゼンマイで動くR2-D2のおもちゃと、スターウォーズのロゴが刺繍された帽子がお気に入りの少年だった。やがて映画雑誌を読むようになった僕は、EP4の背景にはあまたの映画の影響があると知った。ただでさえ面白かった「スターウォーズ」に影響を与えた映画ってどんなのだろう。他にもっともっと面白くって、ワクワクさせてくれるものがこの世にはあるはずだ。そして思った。

「スターウォーズ」を生み出した映画ってヤツの面白さを、知り尽くしたい。

それが真剣に映画を観るようになった理由だ。「スターウォーズ」がなかったら、今のような映画ファンにはなっていなかった。タイミングよく雑誌の付録に「名作映画ダイジェスト」なる別冊がついていて、250本の外国映画が紹介されていた。これを死ぬまでに全部観てやる。漆黒の宇宙空間に字幕が一点消去の構図で吸い込まれていったように、僕も映画というディープな海に自ら飲み込まれていったんだ。

EP4には、これまで見た事がないものばかりが出てくる。「スターウォーズ」は世代間で好みがどうしても分かれるけれど、各三部作のどこを最初に観たのかは大きい。EP4以後SF映画、特撮映画、アドベンチャームービーが量産されるが、僕ら世代はEP4以前にはこんな映画はなかった。だから世界観もクリーチャーもドロイドも、これまで観たことがないものばかりだった。比べるものがない。それだけに思い入れが強くなる。若い世代には、あくまで長年続いてるSF映画のひとつくらいにしか思えないかもしれないけど、画面の細部や脇のキャラクターまでこだわりが感じられる独特の世界観は他の映画では味わえないものだ。1978年、映画館のスクリーンいっぱいにスターデストロイヤーが出現した瞬間は、ほんっとに衝撃だったもの。

SWシリーズへの思い入れは、EP3、EP9のレビューでも書いている。また、スカイウォーカーの歴史こそSWだと思っている狭義のSWファンなので、ライトセーバーも出てこない作品はシリーズと認めたくない頑固者。そのへんは「ハン・ソロ」のレビューでも触れているので、そちらもご覧くださいませ😊

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(以下、蛇足)
あれこれ考え事しながら仕事してたら、上司の席に他の部署の方がやって来て、座り込んで雑談が始まった。話題は「スターウォーズ」「インディ・ジョーンズ」、そして「地獄の黙示録」について。

「インディ、最初はよかったんですけどねー、どんどんつまらなくなる」
「4作目とかインディ、ヨボヨボだし」
😒いやいや、3作目の父と息子の話いいやろ。4作目のハリソン・フォード頑張ってるぞ。ヨボヨボは言い過ぎ。

それにしても耳障りな会話やな。

「スターウォーズも最初だけですよね。」
「帝国の逆襲とかわけわからなかったな」
「レイア姫の女優さんも美人じゃないし、マーク・ハミルもかっこよくない」
😠お前、今なんつった…⚡️あの帝国の逆襲を、しかもレイア姫をオレの前でディスりやがったな⚡️

「地獄の黙示録はもっとわけわからん。河を登ったら王国がありましたとさ…」
「ハゲのデブが」(全員爆笑)
😡こら待てお前ら。そうなった理由を理解できねぇのか。ヘリでワーグナー、朝のナパームは最高だぜ、戦場でサーフィンって狂気を描けるヤツ、他に誰がいるってんだ。執念の大作やぞ。

あーー、今考え事してたのに!😫

映画検定2級の画像を表示させたスマホを、「水戸黄門」の印籠に見立ててやつらに突きつけて、「静まれ。お前ら今何つった…」と睨みつけてやろうかと思いましたとさw
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