彦次郎

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望の彦次郎のレビュー・感想・評価

4.5
銀河帝国に対する反乱軍に身を投じることになるルーク・スカイウォーカーの活躍を描いたSFアクション。エピソード4ですがこれは後にシリーズ化された事によるもので作品としては今作が全ての始まり。
ジョン・ウィリアムズによる名曲から始まるタイトルと粗筋による期待感のぶち上げ具合とCG無しの特撮で始まる巨大軍艦の迫力による娯楽の最高峰!
技術的に古臭い(公開年を考えれば当たり前の話だが…)、殺陣の迫力が無いなどの意見がありますが個人的には後の新続3部作よりも面白さは上だと思います。
理由は3つ。
①話が明快で分かりやすくテンポ良いため爽快感がある。
②モブも含めて個性的な登場人物たちとメカ(乗り物も含む)の造形。
③悲劇があってもポジティブな雰囲気に満ちている。
といったところでしょう。要するに最新技術だけでは無い核となる面白さがあるということです。
宇宙一速いと称しファルコン号を操るハン・ソロの風来坊ぶりと終盤に見せる熱さが最高でした。また黒マスクマントで不気味な呼吸音で一目で悪役と分からせるダース・ヴェーダー卿のデザインが素晴らしかったです。
アレック・ギネス演じるオビワンも知性といきなりぶった斬るヤバさがあって良かったですが三船敏郎がオファーを受け演じていたらどうなっていたか気になるところ。
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