あーさん

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望のあーさんのレビュー・感想・評価

3.9
帰省やら息子の成人式やらバタバタと始まった2018年。

今年の1本目は、、
star wars エピソード4"新たなる希望"

何となく新作の為に始めたスターウォーズシリーズ鑑賞だったけれど、親子(父と子)の葛藤、"ダークサイドに堕ちる"とは?等、不思議なことに今の私に必要なテーマだったのかな?と思う。

SF冒険活劇が主でありながら、登場人物の思いや生き方にとても惹かれるし、キャラクターの魅力に溢れた今作。
シリーズ第1作目ということでどんな風にルークとオビ=ワン・ケノービ、ハン・ソロ、レイア姫が出会い、物語が始まったのか、やはり今作を観ずにしてスター・ウォーズをわかったつもりになってはいけなかった、と反省。金曜ロードショーだけを観て(エピソード5、6、フォース )新作に挑むのもアリ、とフォロワーさんのコメントに書いたけれど、余裕があれば全作、せめてエピソード4〜6、フォースの覚醒を観てからが望ましいのかな、と思う。

まず、ルークの初々しさ!
遡る形で鑑賞しているので、"フォース…"に登場した姿から思うと、感慨深い。このシリーズの息の長さを改めて感じる。それだけでも胸がいっぱいに。。

そして、オビ=ワン・ケノービ。
思わず体を伸ばしたくなるユニークな名前が昔から印象的だったが笑、やはりカッコいいなぁ。。
ルークにどんな影響を与えたのかが今作では描かれている。

それからレイア姫の背負っているもの、ファルコンの船長ハン・ソロやウーキー族の操縦士チューバッカとの運命的な出会いなども描かれる。ハリソン・フォードがめちゃくちゃ若くてチャーミング!
お金にうるさくてナルシストだけど熱いヤツなキャラも全開!

特筆すべきなのはフォースについて無知な私にもよくわかるよう、丁寧に説明されているので今作は必見だったこと。
"フォース"とは、ジェダイの力の根源であり、生命体の作り出すエネルギーの場で、銀河全体を覆い結びつけているもの、だという。
そして、フォースは弱い力を操れること、フォースをちゃんと使う為にはそれなりの鍛錬が必要であることを再認識した。
"カビの生えた宗教や武器なんてインチキに決まってる"とフォースやライトセーバーを揶揄するハン・ソロを意にも介さず、オビ=ワン・ケノービはルークに"身を委ねて支配する" "意識を無にする" "目に頼らない" 等 大切なことを教え込む。全てを無くしたルークにとって、それは平和を望む熱い気持ちを昇華させる唯一の手段だった。

今作ではある目的でレイア姫を狙う帝国軍のダース・ベイダーの詳細は触れられていないが、オビ=ワンとの戦いでは何やら意味ありげな雰囲気。。

今作は戦いのシーンが結構長く、後は人物紹介、キャラクターの魅力で見せる物語の序章、といった感じかな。
R2-D2(音が好き!)、C-3PO等のキャラも上手くアクセントになっていて、バランスが取れたエンターテイメント作品に仕上がっていると思う。
宇宙のシーンもとても綺麗で、約40年前の作品とは思えない。。
そして、ダークサイドの話も益々知りたくなってくる!!



"最後のジェダイ"早く観たいけれど、ここはエピソード4〜6と1〜3を繋ぐと言われている"ローグ・ワン"を観てからにしたいと思います!

相変わらず、マイペース♫
あーさん

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