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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望のnaoズfirmのレビュー・感想・評価

3.9

スターウォーズシリーズ旧三部作第1章目🎬

ストーリーは銀河を統一していた共和国が崩壊し、銀河帝国により支配されている世界を舞台に自由を求める反乱同盟軍とジェダイの騎士の末裔であるルーク・スカイウォーカーが、銀河帝国に戦いを挑む姿を描いた作品でした。今作はスターウォーズにおいて重要になっくるほぼ全てのものは、この作品からすでに登場しています。これは当時全9部作の構想が入っていたからこそできた離れ技です。やはり今シリーズが世界に及ぼした影響は、数え上げたらキリがありません。のちの特殊撮影技術を大きく発展させ、公開から何年も経っていますが、新たなファンを生み続け、映画に登場する騎士の名をとった「ジェダイ教」という宗教までもが存在し、およそ40万もの信者が居るといいます。宗教まで作ってしまった映画なんて、スターウォーズ以外おそらくないでしょう。改めてこの映画のスゴさを目にしました。ある雑誌のインタビューでスターウォーズは何から影響を受けているか?という質問に対し、ジョージ・ルーカス監督は実はこれが日本の巨匠、黒澤明監督の作品からなのです。監督のジョージ・ルーカスが、スターウォーズは黒澤監督の「隠し砦の三悪人」が元になってると語っています。さらに、ダースベーダーのマスクとコスチュームは鎧兜、ライトセーバーは刀と、時代劇の影響が色濃く表われています。また、ルーカスの黒澤への敬愛ぶりはこんなところにも表われています。彼が書いた最初のシナリオでは、主人公の名前は「アキラ・ヴェイラー」となっていました。アキラ、すなわち、(黒澤)明ですね。スターウォーズ伝説幕開けです。
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