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人生、ここにあり!のkeyのレビュー・感想・評価

人生、ここにあり!(2008年製作の映画)
3.8
声が枯れると、ムダに喋りたくなりませんか。
ハスキーな声がスキなので、ここぞとばかりに低い音程の歌とか歌ってみたりして自己満足♪
そして声が治ってくるとかなり寂しい(TωT)
何方か分かりませんか、、この感覚。

はい、全くこの映画には関係ありません。大晦日から未だに続いてる風邪を治して、仕事始め迎えたいものです。はあ。明日だ〜!

そんな自分の気分を上げるために画像をお茶目なフレンチブルに替え(ひえええなんだこのワンコ可愛すぎか。。)、新年一作目は
【人生、ここにあり!】

事実を基に描かれたヒューマンドラマ。

正義感が強いが異端児扱いされるネッロは別の労働組合に左遷される。
そこは、法律により精神病院から出された“元精神病患者”たちで結成されていた。ネッロはお情けの仕事をもらっていた彼らに、稼ぎをと思い立ち行動するが…。

題材は重いですが、ユーモラスであたたかく描かれています。けれど綺麗事ばかりの現実でもなく。。

障害や精神疾患も個性、とはわたしの口からは軽々しく言えないなあと思います。
この言葉を否定するわけではなく(むしろ素晴らしい言葉!)
それはたぶん自分の身近にたまたまいないから。

自分と少し違う、何か違うだけで受け入れられない、こういう個々人の価値観がいじめや差別を生み出す。

だから、目の前の人の事を知ろうとし、過去を知り、文化を知り、そしてそれらを受け入れられる“自分”が必要なのではと思うのです。

この映画の原題とテーマは
「やれば、できる!」ですが
“相手を認めること”のあたたかさも感じたのでした。

“話さず、働かず、何もせず厄介者”呼ばわりされる自閉症の青年を、ネッロは「華麗な履歴だ」と返す。そのポジティブ変換ステキ。そしてその青年を理事長に就任させて、契約交渉の場に連れていく。(しかめ面で無口な青年のキャラを活かす)
あの件りスキです。
適材適所とは、こういうことか。


組合の人たちは、ネッロのような人に縁出来て良かった。
希望ある終わり方。
ある種サクセスストーリーが好きな方や、前向きになりたい時にオススメです。

すごくどーでもいいけど
邦題に「人生」がつくものにモーガン・フリーマン先生よく出てるから、多くの人は彼から人生を学んでいますね( ˘ω˘ )
まあこの映画には出てきませんけど( ˘ω˘ )
はやく風邪なおそ( ˘ω˘ )
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