のんのん

人生、ここにあり!ののんのんのレビュー・感想・評価

人生、ここにあり!(2008年製作の映画)
4.2
実際に法律で精神病院を廃止したイタリアのお話し。この映画、皆さま、観て良かったと思うこと請け合いですわよ!!脚色はされているかもしれないが、観て損は無いはずだ。

以下、レビューではありません。(あ、いつもか!!)

な、な、なんと、世界中の約20%の精神病院は日本にあると!!うっそーー。

わたくし、何も詳しくありません。しかし、何故精神病院が日本に多いのか、足りない頭で考えた。

ズバリ!!イカれポンチを認められない人種だからでは?と考える。(う、ううぅ、ち、知性が、、、ごめんなさい。)

注:イカれポンチってのは、実際に精神的な病気に苦しむ人たちのことではありません。

わたくしが言いたいのは、病気ではないけれど、イカれた考え方をする人たちのこと、またはそう見える人。または自分の殻に引きこもる人。

要するに、ちょっと危ないと思われる人は、病気じゃなくとも排除したくなるのが日本人の性格特性なのではないかと考えた!(この考え方も危ないか?)

遠藤周作の沈黙のクリスチャンだって、当時の多くの日本人から見たら空恐ろしく、頭がおかしいのでは?と思う人もいたはずだしね。

ちょっとキレてる人ってどこかかっこいい。
しかし、そのような人が日本でかっこいいと言われるには、、、

実は高学歴だったり、実は陰で多額の寄付をしていたり、劇的にアーティスティックだったり、、、そうじゃないと受け入れられないのだ、多分。

言動はキレていても、人並外れた才能を持っている、、そうじゃないと日本人は狂気的な人間を認めないのではないか?ってことですよ、

と言うことはですよ、ただの変わった人でさえ敬遠するのですから、本当に精神疾患で苦しむ人のことは、薬でも投与しておとなしくさせたり、うつ病の人にだってぼんやりしようが何しようがお薬与えて自殺を止めたりする必要がある。

そのような病院が無いと困るのだよ、日本人には。ってことだ!!家族が困るからってのも大いにあるかもね。

日本人は割とお上品ですので、口に出して馬鹿にしたりはしないかもしれないけどね。(ネットでは酷いこと言う人が多いけど!)

イタリアと日本。この問題に関して言うと、考え方に大分差が開いている。追いつけない問題のような気がします。安楽死と一緒だわー。死刑はあるのにね。

わたくしの住む地域に精神疾患を持つ人たちがアートで地域とつながり、そして驚くほど素敵に商品化したものが物凄く売れている。そのような施設がたくさん増えるのが理想なのだね、きっと。

人間なんてみんなイカれポンチなのにね。
のんのん

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