これだけ賛否が極端に別れるのもわかるなあ。
冒頭からなんだかやけに仰々しくて。
大袈裟な気がしてニヤニヤしちゃうんだけど、
気付けばコーヒーカップの取っ手は持ったまま。
自分が好きだなあと思うような
自分が映画に求めているものが沢山あった。
最近観た映画だと『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でディカプリオが最後にアレを持ってくるとこなんてタマンない。
んなアホな!
って思うんだけどこの上なく気分は高揚している。
「打って!」カキーン!
元マイナーリーガーのホアキンが打つのは
野球ボールじゃなくて謎の生命体。
あんなに怖がってたクセにボコボコにするなんて笑
クソくだらないような気もするし、
これぞカタルシスのような気もする。
何はともあれ、私にとってはホームランだ。