カズナリマン

サインのカズナリマンのレビュー・感想・評価

サイン(2002年製作の映画)
3.2
つまらない!けど、嫌いになれない!
公開当時、めっちゃめちゃ期待して観に入って「なんじゃこりゃあ!クソつまらん!」と怒りの吐瀉物を撒き散らしながら映画館を出てきた映画。
でも、なぜか大嫌いになれないのは、終盤明らかになる本作のテーマゆえ。
「なるほど、シャマラン監督はこのテーマを言いたいがために、この壮大なインチキストーリーをでっち上げたのか!」
と思うと、どこかで「むーーシャマランは騙されてもなお嫌いになれないペテン師みたいな奴なのかもしれん!」という、誠にムカつく「あっぱれ」を送りたくなってしまうのです。

微ネタバレ・微ネタバレ・微ネタバレ
微ネタバレ・微ネタバレ・微ネタバレ
微ネタバレ・微ネタバレ・微ネタバレ
微ネタバレ・微ネタバレ・微ネタバレ
微ネタバレ・微ネタバレ・微ネタバレ
微ネタバレ・微ネタバレ・微ネタバレ

サインの最後、「くだらんこと、悲しいこと、すべてのことには意味がある」という、なんか宗教臭いメッセージが明らかになるのですが、宗教とかは置いといて、誰もが人生で感じる悩みを見事に言い当ててると思うのですよーー。
だからと言って、あの冗長な前半シーンや、クソ長い後半の地下室のくだりや、シャマラン監督本人の出演や、宇宙人の真相など、しょーもない要素の数々は正当化できるものではありません!
でも!
こーゆー映画があってもイイのかも…
とは思います。