くそぅ、最後泣かされちまったぜ。
前半、観ている間中ずっと、「星は3つも付かんぞこれは」と思っていた。なんなら、我らがfilmarksの住人達は何故本作をこんなにも評価しているのか?意味が分からん、とまで感じ始めていた。
だって、ジャック・ブラックがなんか鬱陶しいし、展開も無理やりやし。この手のアメリカンコメディはわしゃ苦手じゃとまで思っていた。
しかし、しかし、しかーし。
母親の「人の話は最後まで聞くように」という教えからか、私が単に粘着質なだけなのか、私はいつしか、映画でも本でも途中でどんなにつまらないと思っても、どんな作品にもどこか良いと思えるところがあると信じ、とりあえず最後まで観る、読む習慣がついていた。これが良かった。
私が粘着質でなかったら、前半だけ観て、つまらないアメリカンコメディだと思い、星2つにしているところだ。
まさかこの前半で最後に泣くことになるとは誰が予想しただろうか。
兎に角、観て欲しいのだが。
後半、映画とは本来こうあるべきだという姿が描かれる。これが素晴らしい。泣ける。
filmarksやってて良かったよ。
映画って、本当に良いもんですね。
追伸、今では忘れかけていたテープの巻き戻し!懐かしい。
あと、未だにDVDのことを私は「ビデオを借りに行く」と言います。多分、死ぬまで言うと思う。
また、この幸せな気分に浸るために未だ見ぬビデオを借りに行かなくちゃ。