映画製作が始まってからずっと顔が緩みっぱなし。アイデアの宝庫から溢れ出るユーモア!ふざけているようで大真面目なジェリーとマイクに、街の人たちと同じように夢中になり、最後には心がほかほかに温まる。
本当は少しだけ寂しいのに、それを感じさせないほどにハッピーな結末。この映画と、この映画の中の映画、二重構造の愛に包まれるような感覚。素晴らしかった!ニューシネマパラダイスみたいに、映画のよいところが滲み出てる。
お金もないし、特別な技術もない、だけどみんなが幸せそうに笑うもんだから、わたしも夜な夜な、ひとりで笑ってしまったよ。