とし

サウンド・オブ・ミュージックのとしのレビュー・感想・評価

4.3
3時間ずっと面白いんだけど、どうなっているの?
序盤から中盤にかけては「面白い」という言葉よりも「楽しい」という言葉がしっくりくる。特に序盤の家庭教師となったマリアとトラップ大佐の子どもたちとの交流。この辺はかなり気楽に観られる。

終盤の亡命シーンはハラハラする。
気楽には観られなくなるけど、これはこれで面白さがある。
ゲオルクがロルフに呼ぶかけるシーンは印象的。
修道女たちがグッジョブすぎる。

ミュージカル映画の金字塔だけあって、この映画以外の場面でも度々耳にする曲が何曲もある。
この作品のために作られた曲が、他でも使われているのだから本当に大した作品よね。
「ドレミのうた」があんなにも楽しげにうたわれる歌だったとは知らなかったな。
「私のお気に入り」も日本では「そうだ 京都、行こう。」のJR東海のCMでお馴染み。

終始ハッピーな展開でもよかったけど、3時間で3本映画を観たかと思うくらいバラエティに富んだ展開だから退屈しない。
これが実話をもとにしているというのだからまたすごい。

22-110
とし

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