むかーし、市川にあるニッケコルトンプラザで母と観た映画がこれ。午前10時のなんちゃらって企画だったと思う。
その時が初見。お恥ずかしい限り。つくづく自分は『ただの映画好き』だと思う。
観ると視点も素人なんだと思う。
まあ、それで良いと思っているが(笑)
言わずと知れた名作。
ミュージカル映画。
希代のメガフロック(この単語を使ってみたかった(笑))の『クレオパトラ』で、傾いた20世紀FOXを立て直した映画。
ちなみにこのことを母に話したら、
『私はクレオパトラ良かったわよ〜』と言っていた。
彼女のエリザベス・テイラー贔屓は、酷いので、クレオパトラは、よっぽどのことがない限り観ないと心に決めている。
話が逸れたが、本作について。
実在の人物を題材にした自伝的小説をミュージカルにしてそれをオマージュとして映画にした作品、と考えるのが正しい。
先入観を持たずに観るのが1番。
実は本作を観ることは少々敬遠していた。
昔、『王様と私』をちょー期待して観て、果てしなくがっかりさせられ、クラシカルなミュージカル映画にメチャクチャアレルギーができてしまったからである。
しかし、スクリーンで観られるという魅力がこのアレルギーを凌駕してくれた。
『ドレミの歌』は、本作を知らないとあまり意味をなさないことを知ったし、『そうだ、京都へ行こう』のCMで使われている曲が、『私のお気に入り』であることも初めて知った(お恥ずかしい…)
『エーデルワイス』も本作の曲であるとのこと。
これらの事実だけでもすげ〜映画だ…。
話もシンプルでわかりやすかった。
きちんとミュージカル映画でも話に抑揚があって観やすかった。
家庭教師なら歌以外も教えろよ〜とか、そういう突っ込みしないで済む人にはおすすめの映画だろうか。
まあ、既に観てる人が多いだろうが。
ここまでお付き合いしてくれた方、ありがとうございましたm(_ _)m