あやちゃん

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリーのあやちゃんのレビュー・感想・評価

4.6
こんないい映画、なんで観てなかったんやろう(T_T)
まずロビンウィリアムズの映画が好きやのに知らんかったなんて…。

最初は話が分からなくて「お医者さんの話、、やんなぁ?」と思いつつ、流れに身を任せる。
途中でネタバレを見たくなったけど我慢!
でも集団療法や病室でのやり取りを見てるとそんなことはどうでもよくなって、とにかく楽しい!って気持ちでどんどん話が進んでいく。
まだまだ医者は偉くて死を遠ざける仕事と思われてる世の中やけど、まだまだその考えが強かった頃に一人で自分の信念に従って突き進んだパッチアダムスさん、まじリスペクト。
後で調べたらご本人まだご存命とか。日本にも講演に来たことがあるって、、生で話聞きたいと本気で思った。
映画は事実より結構脚色があるのかな?と思ったけど、本読んでみないと分からないかも。映画としては飽きない作りで笑ったり泣いたり忙しい。クライマックスシーンでの彼の言葉は、彼自身苦しんだ経験があるからこそ出てきたと思うし、振る舞いも全て彼の人間性が映し出されてるんだろうなと思った。
鑑賞後は晴れやかな気持ちで前向きになれる、ほんまに良作でした。

こっから内容に関する個人的感想です。
知識と実践は違う。
これって医者だけじゃないと思う。
社会で生きていく上で必要なこと、人として大事なことをパッチアダムスは伝えようとしてるだけ。
なのにみんないつのまにか忘れてしまう。
なぜ医療があるのか?
なぜ人は人と関わって生きていくのか?
隣人を愛せない人は他人を愛せない、そう言われた気がする。
仕事がどうこう、お金がどうこう、ルールがどうこう、そんなことよりすぐ近くで困ってる人を助けよう。身近な人を大切にしよう。
あやちゃん

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