粉雪

老人と海の粉雪のレビュー・感想・評価

老人と海(1958年製作の映画)
3.8
とても美しい映画だった。
音楽も良い。

夜明け前、漁師たちが灯りを灯しながら出港する海、昼間の太陽の下の海、夕焼けの夜の帳が下りる海。どれも素晴らしく美しい。

そして様々な海の生き物。

ナレーションが多用されるが、とても詩的で邪魔に感じない。
小説の中に入り込んだようだ。

合成は今に比べたらもちろん稚拙だが、それまでの死闘の流れで見ると迫力があった。

海と魚と老人と少年と夢の中のライオン。
粉雪

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