うーん…評価が難しい…。
この題名でアンハサウェイ主演だから、ハッピーな映画かと思っていたら、ぜーんぜんそうじゃない。
"レイチェル"はアンハサウェイでは無く、アンハサウェイ演じるキムのお姉ちゃんでした。
お姉ちゃんの結婚式直前と結婚式当日を描いた作品でした。
ドラッグ中毒で入院してるキムが姉の結婚式のため、一時帰宅します。
家族をかきまわすキムの存在。
不穏な空気。
これ、お姉ちゃんのレイチェルの立場だったら、もうたまらなーい(>_<)。
結婚式の花嫁は自分なのに、主役は自分なのに、キムがいることで、パパもキムばかり心配しちゃうし。
キムの"構ってちゃん"具合にイライライライラ…。
両家顔合わせの時のスピーチでも、自分がダメダメで可哀想人間のアピール。
レイチェルお姉ちゃんの親友とも張り合うところとかね…。
キムは何歳ぐらいの設定なのかなー。
19歳とかハタチぐらい?
で、私の中で理解出来ない点が…。
キムは16歳の時、鎮痛剤過剰摂取でラリって、車を運転。
同乗していた幼い弟を事故で死なせてしまう。
それなのに、何故、車を運転しようとしたがるのかな…。
家族みんな弟の死で傷ついているのに。
弟を死なせてしまったなら、私ならもう二度とハンドルは握らない。
両親の離婚だって、弟の死の後だろうし、16歳で薬物中毒になった理由が分からない。
しかも、弟が死んでいるこにもかかわらず、薬物中毒が治っていないとか…。
ママが酷い…って意見もあるけど、
「薬物中毒の私に弟の面倒をみさせたママが悪い」
とか…
私もアンハサウェイの顔をぶん殴りたくなったなーぁ(>_<)。
色々揉めたけれど、やはりレイチェルお姉ちゃんは優しい。
ママにビンタをくらい、自暴自棄になって車を森に突っ込み、顔アザだらけで"結婚式"当日の朝に帰って来たキムをお風呂に入れてあげて、洗ってあげるシーンはとても印象的。
色々あっても、妹は妹だもんね…。
あとは結婚式のパーティでの踊りのシーンとかダラダラ見せられて、退屈でした。
自宅の庭で結婚式挙げられるなんて、アメリカだなーぁ。とか…。
今はハッピーな映画しか観たく無いのだけれど(T_T)、なんとなく最後まで観てしまった…。
ほとんど笑わないアンハサウェイ。
アンハサウェイの演技の評価もあって、この点数かな。
やはり、アンハサウェイは笑顔が良いよね☆
ラストで少し笑顔を見せてくれて、その笑顔が輝いて見えてたまりませんでした。