「羊たちの沈黙」「フィラデルフィア」のジョナサン・デミ監督作品
ニ日後に迫った姉の結婚式のために施設から一時退院してきた妹と、腫れ物に触るように彼女に接する家族たちとの交流と再生
この映画のような人間関係や出来事なんてどこにでも起こりうるというありふれた日常感を、ドキュメンタリータッチで撮影された映像が見事に表現している
負い目があって肩身の狭さを感じて家族に迷惑かけてるから自虐的に振る舞ってしまうという点では、どこかで自分で自分のことを客観的に見れてる冷静さまではまだ失っていないんだなという救いがある
こんな鬱屈した思いを抱えてる人って実は結構たくさんいると思うな
家族が再生するフォーマットなんて本当のところあるようで実は無いのかもしれない
あんなくだらない食洗機スピード対決で盛り上がれる両家はスゴい笑