レイチェルの結婚の作品情報・感想・評価

「レイチェルの結婚」に投稿された感想・評価

のび

のびの感想・評価

3.8
一見、穏やかで幸福そうな家族でも深い傷が存在し、その傷がことあるたびに家族にぴりぴりとした緊張を走らせ、場合によっては大きく衝突させる。『レイチェルの結婚』は、家族の間に存在する大きな傷と、その傷を抱えた家族の姿を描く。


傷は簡単に修復されるわけでもないし、ましてや消え去るものでもない。その傷跡はどれほどの時間が経過しようとも、場合によっては何年何十年も、傷口がぱっくりと開いた血が流れる生々しい痛みをもたらすものかもしれない。でも、人間はその傷跡を抱えて生きていかなければならないし、その傷跡から逃れることもできない。


けれども、人間は傷にとらわれたままでいるわけにはいかない。過去の傷は傷として抱えながらも、幸せでより良い人生を選び取って歩きはじめることも可能だ。この物語は、そういったことを示していると言えるだろう。
デイ

デイの感想・評価

3.3
うーん…評価が難しい…。

この題名でアンハサウェイ主演だから、ハッピーな映画かと思っていたら、ぜーんぜんそうじゃない。

"レイチェル"はアンハサウェイでは無く、アンハサウェイ演じるキムのお姉ちゃんでした。

お姉ちゃんの結婚式直前と結婚式当日を描いた作品でした。

ドラッグ中毒で入院してるキムが姉の結婚式のため、一時帰宅します。

家族をかきまわすキムの存在。
不穏な空気。

これ、お姉ちゃんのレイチェルの立場だったら、もうたまらなーい(>_<)。
結婚式の花嫁は自分なのに、主役は自分なのに、キムがいることで、パパもキムばかり心配しちゃうし。

キムの"構ってちゃん"具合にイライライライラ…。
両家顔合わせの時のスピーチでも、自分がダメダメで可哀想人間のアピール。

レイチェルお姉ちゃんの親友とも張り合うところとかね…。

キムは何歳ぐらいの設定なのかなー。
19歳とかハタチぐらい?

で、私の中で理解出来ない点が…。

キムは16歳の時、鎮痛剤過剰摂取でラリって、車を運転。
同乗していた幼い弟を事故で死なせてしまう。

それなのに、何故、車を運転しようとしたがるのかな…。
家族みんな弟の死で傷ついているのに。
弟を死なせてしまったなら、私ならもう二度とハンドルは握らない。

両親の離婚だって、弟の死の後だろうし、16歳で薬物中毒になった理由が分からない。

しかも、弟が死んでいるこにもかかわらず、薬物中毒が治っていないとか…。

ママが酷い…って意見もあるけど、
「薬物中毒の私に弟の面倒をみさせたママが悪い」
とか…
私もアンハサウェイの顔をぶん殴りたくなったなーぁ(>_<)。

色々揉めたけれど、やはりレイチェルお姉ちゃんは優しい。
ママにビンタをくらい、自暴自棄になって車を森に突っ込み、顔アザだらけで"結婚式"当日の朝に帰って来たキムをお風呂に入れてあげて、洗ってあげるシーンはとても印象的。

色々あっても、妹は妹だもんね…。

あとは結婚式のパーティでの踊りのシーンとかダラダラ見せられて、退屈でした。

自宅の庭で結婚式挙げられるなんて、アメリカだなーぁ。とか…。

今はハッピーな映画しか観たく無いのだけれど(T_T)、なんとなく最後まで観てしまった…。

ほとんど笑わないアンハサウェイ。
アンハサウェイの演技の評価もあって、この点数かな。
やはり、アンハサウェイは笑顔が良いよね☆

ラストで少し笑顔を見せてくれて、その笑顔が輝いて見えてたまりませんでした。
見た味

見た味の感想・評価

2.5
超絶かまってちゃんで自分が世界の中心な妹キムがとってもうざい☆好きなシーンは傷だらけで帰って来たキムをレイチェルがお風呂に入れてあげるシーン。音楽シーンが多く結婚式のダンスの場面はなかなか退屈だった。二度は見ないかなと思ってしまった
wakana

wakanaの感想・評価

-
ちょっとドラン臭。主人公みたいな性格の人はとても殴りたいですね。感情の起伏が激しい人たちの喧嘩をずっと見てるのはきついです。結婚式のシーンも長すぎる。
ストーリーラインを追っていくというより、日常からストーリーラインを抽出しているような 錯覚が...まんまと
Kana

Kanaの感想・評価

3.2
また見返したい映画
inuinusagi

inuinusagiの感想・評価

3.8
家族もの
許すことや耐えることがいかに難しいか
面白い
超!情緒不安定かつ協調性皆無のアン・ハサウェイにひたすらイライラさせられる映画でもある、あんな美人なのにすごいむかついて見えるので演技力もさることながら設定とか脚本のパワーも凄い、どこにでもああいうトラブルメーカーていると思う(今の職場にもまさにこの映画のアンみたいな人いるし)ほんとにずーっとその感じでいいのね?人生一回しかないのに?て思うけど処罰的な感情に自身も周りもぼろぼろになるまで巻き込んでしまう破滅的な衝動がけっこう構造的に描かれていると思う
ので、程度の差こそあれこの映画のアンぽい症状にふりまわされてる人には癒しの効果あると思う、映画のアンは見捨てられ不安が暴発しわがまま放題のすえ結婚前夜のお姉ちゃんに凄い迷惑かけながら最後は施設へ帰っていったが、そんな妹を同情的に見送ったあと解放感から玄関ポーチでぴょんと軽く飛び跳ねる姉が人間だなあと思う、弱さに溺れた妹の激情を理解する気はない、うーんなラスト
偶然、『クライシス・オブ・アメリカ』と同じタイミングで本作を観賞。ジョナサン・デミ監督だったんだ。『羊たちの沈黙』の後、『シャレード』で評価を落とす形となって不本意なキャリアの時期もあったけど、本作の様に実験的な取り組みもしていたんだと改めて認識した。
アルコール依存症で施設に入院していた次女が、長女の結婚式に出席する為に帰郷。しかし、周囲から腫れ物を扱う様な雰囲気と過去の事件とでギクシャクする。そして家族同士で本音でぶつかり合い事に....。
激しい口論もあるけど家族はやはり家族、とてもリアルな表現だった。デブラ・ウィンガーの娘にグーパンチには驚いた。
全体的に好感大な作品で、アン・ハサウェイが女優としてのブレークスルーを見せる事でも重要な作品と思う。
一方で結婚式準備での会食シーンなど、リアルな感じで早くスピーチ終わらんかなって思ったり、狙いは分かるけどカメラをPOVっぽく揺らしてみたりとテンポも良くなかったかな。そんな中でハッとする事柄を盛り込むから良いとも言える作品。監督からすれば狙い通りなのかも。
なんとなく上手くいってるように見えてめっちゃ闇が濃ゆい家族の映画。
めっちゃ暇やったらもっかい見たい
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