レイチェルの結婚の作品情報・感想・評価

「レイチェルの結婚」に投稿された感想・評価

のび

のびの感想・評価

3.8
一見、穏やかで幸福そうな家族でも深い傷が存在し、その傷がことあるたびに家族にぴりぴりとした緊張を走らせ、場合によっては大きく衝突させる。『レイチェルの結婚』は、家族の間に存在する大きな傷と、その傷を抱えた家族の姿を描く。


傷は簡単に修復されるわけでもないし、ましてや消え去るものでもない。その傷跡はどれほどの時間が経過しようとも、場合によっては何年何十年も、傷口がぱっくりと開いた血が流れる生々しい痛みをもたらすものかもしれない。でも、人間はその傷跡を抱えて生きていかなければならないし、その傷跡から逃れることもできない。


けれども、人間は傷にとらわれたままでいるわけにはいかない。過去の傷は傷として抱えながらも、幸せでより良い人生を選び取って歩きはじめることも可能だ。この物語は、そういったことを示していると言えるだろう。
ればこ

ればこの感想・評価

3.5
自分の結婚式でイタタな妹が泥酔して最悪な姿を披露した、私の姉の気持ちがわかりました。

so sorry…卍卍
メンヘラ爆発
レイチェルの結婚を機に、家族各々がこれまで抱いていた怨念を爆発させる。華やかな結婚式の中にも、家族の闇が垣間見え、住み慣れたシセツへと逃亡するキムの将来が決して明るくないことを予感させる。

このレビューはネタバレを含みます

アン・ハサウェイが女優として一皮剥けるきっかけとなった作品な訳なんですが、元々Aハサウェイが全く好きになれなくて、全然観る気が起きなくて。顔がやだ。部品が大っき過ぎるせいなのか、白過ぎて毛が黒で口が赤過ぎるってゆうか。

なのに(なのにと言うか)リア・ミシェルとか皆が熱望したレミゼラブルのあの役とか、キャットウーマンとか、色々ちょっと恵まれ過ぎておかしくない?と思う時期があった。

だがしかし、デブラ・ウィンガーの復活がどんなものか気になるし羊沈やフィラデルフィアのジョナサン・デミの作品で前評判もかなり良かったので観なきゃと思っていた。

殺しちゃって、中毒になっちゃった。
なら解るんですが、殺す前からなんですもん。ラリラリが。
なんか合点が行かなくて。
タバコとかとめりゃー良いのに…スパスパやりやがって…ホントうざい。。
と言うわけで私のハサウェイぎらいは悪化した。

そしてなんで人間はたった結婚式ぐらい、クールに執り行えないんだろうか。

JフォスターもTハンクスもジョナデミさんのお陰でオスカーが2個になった訳ですが、音楽のお仕事が多かったんですね。フィラデルフィアや今作を観るに、優しい方だったんだと思います。今年4月に亡くなりまして…ご冥福をお祈り申し上げます。
ー

ーの感想・評価

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めちゃくちゃおもしろかった。
誰にもオススメしないけど私はすごい好き。
あずさ

あずさの感想・評価

2.7
ストーリーとは別として、こういう結婚式の仕方もあるんだなぁ、と。
手作り結婚式だから、前日から親族友人たちも集まって先に結婚祝福会(それぞれ新郎新婦とどういう関係性なのか自己紹介、ちょっと出し物したり、メッセージ伝えたり)をして、
結婚式当日は全員顔見知りの状態で楽しむ。
なかなか、結婚式当日で知らない人だらけで緊張することも多いのでこの手もありかーと思いました。

で、あらすじとしては
姉の結婚式のため、依存症の施設から一時帰宅するキム(アン・ハサウェイ)
楽しい会にしたいのに、決して消えない過去のあやまちからどんどんすれ違ってしまい…結婚式の当日を迎える。

ホームビデオのような撮り方が印象的。
優等生な姉と、問題児の妹。
それでも家族の形を保つためにしてきた努力。けれど、確かに存在する溝。
双方の思いがわかるだけに、見ていて苦しい。
家族だけでなく、友人、繋がり全てに依存症であることが知れ渡っている環境での結婚式。
しこりのような疑心と、罪悪感、責任の所在。
ポップなシーンもあるからこそ、余計にシリアスな部分が辛く残った。

そんななか、音楽というのは良いものだなぁとふと感じました。
バイオリンとか、サッとその場で弾けるようになりたいな、などと。

偶然見た映画でしたが、よかったです。

結婚式がインド式?なのは、日本人がカトリック風な結婚式を挙げるのと同じような感覚なのかな。
黒主任

黒主任の感想・評価

3.2
重たい。キムじゃないけどこりゃ逃げ出したくなるよ…。
家族だから堪らない、他人ならば無条件に憎めるのに。
個人的には母親とのシーンが一番ショッキングでした。

そして『恋はマジック』がTAKE THATのオリジナル曲だと思っていた私、Barry Manilowをようつべで漁る。
yuki

yukiの感想・評価

3.0
2017年63本目
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

3.0
2010/1/25鑑賞(鑑賞メーターより転載)
ジャンキーから抜け出そうとしている主人公キムが妹の結婚式前日に家へ戻り...という設定。理解しあえない父と娘、離れた母の存在、場を凍らせるような悲しい弟の記憶、と家族に積み重なった微妙なひずみがキムの存在を媒介として徐々に大きくなっていく。イライラするシーンが続き途中かなり見苦しい言い合いもあるので、全般を通して楽しい感じは全くない。だがその不快さを積み上げることによって各人の弱さを露呈させ、家族の絆を逆説的に描き出しているのは巧い。これまでのイメージを全否定するかのようなアン・ハサウェイも見事。
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